EAの設定方法 MT4(Windows版)

  • 2024年7月21日
  • FX
  • 23view
FX

MT4の自動売買用のプログラムであるエキスパートアドバイザ(EA)を使用すると、自動売買を行うことができます。
ここでは、EAを使用した自動売買の設定方法をご案内いたします。

EAのセッティング

 

MT4のメニューの「ファイル」内の「データフォルダを開く」を選択します。

 

 

表示されるエクスプローラーの「MQL4」フォルダ内にある「Experts」フォルダ内にEAファイルをコピーし、貼り付けます。

 

 

ナビゲーター内の「エキスパートアドバイザ」を右クリック「更新」をします。

 

 

ナビゲーターのエキスパートアドバイザ内に追加したEAが表示されます。

EAは指定した「一つのチャート上」で動作します。
取引する銘柄、時間足に設定し、チャートを選択した状態で、ナビゲーター内のEA名の部分をチャート上にドラッグ&ドロップします。

 

表示される設定ウィンドウの「全般」タブで「自動売買を許可する」及び「DLLの使用を許可する」にチェックを入れます。

 

 

「パラメーターの入力」タブでは、ロット数等を必要に応じて設定し、「OK」をクリックし、EAを起動します。

 

 

最後にツールバーの「自動売買」の部分をクリックして、自動売買をON(緑の再生マーク)にすると、自動売買が開始されます。

 

 

EAが動作しているかはチャート左上の顔のマーク(ニコちゃんマーク)で確認できます。
笑顔のマーク(笑っている状態)になっているときが、EAが稼働している状態です。

 

 

EAの停止

EAごとに終了する場合

EAを停止する場合は、EAを稼働させているチャート上で右クリックし、表示されるメニューの「エキスパートアドバイザ」内の「削除」を選択します。
また、EAを稼働させているチャートを「×」ボタンで閉じても終了することができます。

※保有中のポジションや注文中の注文は残りますので、必要ない場合は手動で決済する必要があります。

EAの全決済ボタン(Close All など)がある場合、必ずこの「全決済」ボタンから決済してください。

 

 

MT4内で動作しているEAを停止する場合

最後にツールバーの「自動売買」の部分をクリックして、自動売買をOFF(赤の停止マーク)にすると、MT4内で動作しているEAをすべて一時停止します。自動売買をON(緑の再生マーク)にすると、再開できます。

※上記同様、保有中のポジションや注文中の注文は残りますので、必要ない場合は手動で決済、または全決済ボタン(Close All など)で決済する必要があります。

 

EAの稼働させるときの注意事項

・EAの稼働中は、MT4はもちろん、EAが稼働しているチャートを開いておく必要があります。閉じてしまうと、その時点でEAの稼働が停止します。

・EAの稼働中は安定した通信環境を維持する必要があります。通信が途切れてしまうと、正常にEAが動作せず、意図せぬ取引となる可能性があります。

 ⇒VPSの使用を強くオススメしております。

  参考記事:FXで自動売買システムを稼働するオススメVPS

・EAを停止しても、保有中のポジションや注文中の指値等の注文は残りますので、必要ない場合は、手動で決済や注文のキャンセルを行う必要があります。

セットファイルを利用する場合

 

EAの「パラメータ入力」情報を保存したり、あらかじめ用意されたセットファイルを利用することが出来ます。

 

 

ご自分の設定した「パラメータ入力」情報を保存する場合は「保存」から、

用意されたセットファイルを読み込む場合は「読み込み」から行います。

セットファイルの保存先は・・・

「ファイル」⇒「データフォルダを開く」⇒「MQL4」⇒「Presets」フォルダ になります。

「Presets」フォルダに ”オススメ設定のセットファイル” を入れておくことにより「パラメータ入力」から一つ一つ入力することなく、直ぐに呼び出すことが出来ます。

 

最新情報をチェックしよう!